冒険に参加する

キャラクターが完成したので実際にセッションに参加していく。
冒険を行うにはGM(ゲームマスター)と呼ばれる人が行う。
セッションの募集に応募することでセッションに参加できる。
セッションの募集方法は2通りある



1.中央酒場でPCやNPCから募集が掛かる。
中央酒場などに依頼人が直接訪れて仕事を依頼する。
散発的に起こるので、狙って参加することは難しい。
しかし、参加したい場合は大体は途中参加可能なので主催者に確認すること。

2.依頼掲示板で募集がかかる。

http://fragship-hd.sakura.ne.jp/hoduki/trpg.html

ブリーフィング

掲示板になっている。開始日時、内容、募集人数、推奨レベル、報酬などが記載されて張り出されている。





予定がつくならば、掲示板に参加表明の返信を行うか、主催者に直接連絡する。
参加手続きができたら指定されたチャットに入室する。



プレイの開始

GM、他の参加PCに参加を表明して冒険を始める。
セッションの目的、趣旨、何をするべきか、何をすればよいかはGMがアナウンスする。
また開始状況や問題なども提示されるので、GMの話をよく聞いて問題に挑むこと。
また、基本的にこのゲームは会話と文字だけで進められていくゲームである。
想像力をよく働かせて場面を想像することが何よりも大切だ。
図に描いて考えるのも有効である。
コツはとにかく質問したり聞き込みを行ったりと動くことである。
とにかく行動していれば、良しにつけ悪しきにつけ物語は進展していく。
行動が即失敗につながることは少ないので、とにかく行動するのが大切だ。
行動さえしていればGMもフォローをいれられるが、
何もしないで黙り込んでいるとフォローすら入れることができない。
不明確なことやわからないことはとにかくGMに質問をするのが大切である。
質問せずに思い込んだり勘違いして失敗してもそれは自己責任である。


GMがあまりにも酷いマスタリングを行う場合


時折、参加したセッションで、GMがあまりにも酷いマスタリングを行うことがある。
プレイヤーを殺して楽しむデスシナリオや、
障害のハードルを必要以上に下げてシナリオを短縮し、
GM報酬を稼ぐのを目的にするシナリオ。
プレイヤーのアイテムを破壊するのを第一目的にシナリオを構成するGMなど

あまりにもマスタリングが異常でこれ以上参加するのが無理である感じた場合、
もしくはGMが不正を行っている、横暴を行っていると判断した場合


【参加プレイヤーは冒険を放棄して退室する権利がある】


その場合、シナリオそのものに参加しなかった扱いになり、
プレイヤーの状態はセッション開始前にもどる。



【ただし、GMのマスタリングに問題が見られないのに、
自分が不利になったからとシナリオを放棄した場合はペナルティを受ける】

TRPGは娯楽である。楽しめなければ意味がない。御互いの信頼関係を大切に。



セッションの種類
セッションにはいくつか種類がある。
依頼を引き受けたら報酬を確認する。


1.前払い、後払い報酬
提示された報酬を前金、後金と2回に分けて支払われる。
前金と後金の比率は依頼によって様々だが、【前金で3割、後金で7割】といった分配の仕方が一般的。
引き受けた場合、冒険者じゃ必ず依頼を遂行する義務がある。
依頼人は知りうる限りの情報を依頼主に提供する義務がある。
義務に違反した場合、追徴金が発生する。
冒険者の追徴金:前金の5倍を依頼人に支払う。
依頼人の追徴金:報酬額の2倍を冒険者に支払う



2.成功報酬
前金などが一切無く、目標を達成した場合に約束の金額が貰えるという賞金の報酬パターン。
達成難易度が高く、依頼人が多くの冒険者にチャレンジさせたい場合に取る。
基本的に依頼主との契約はない場合が多い。
依頼書に書かれている案件を達成し、依頼人のところへ達成した証拠を持っていくと報酬額に換金できる。
冒険者には達成の義務がなく、依頼人には情報提供の義務や安全保障の義務がない。
出費や損害に関しては完全に自己責任となる。
その代わり報酬は前金後金型より格段に高い場合が多い。

例:賞金首を殺害して首を持っていけば金貨1000枚

報酬がアイテムになる場合もある。(アイテムは前払いできないので自動的に成功報酬タイプになる)



3.探索報酬
厳密には仕事ではない。遺跡に潜って宝探しをするパターン。
依頼人が居ないので一切サポートを受けられないが、取得物は丸ごと冒険者の所有物になる。
基本的に遺跡の地図を有料で買い取って出かける。
遺跡の中などで良いものが拾えれば大もうけできる反面、赤字になることも多い。
ハイリスク、ハイリターンだが、冒険者が冒険者と呼ばれる所以ともなる晴れ舞台である。
死亡率も高いので細身の注意と万全の準備を行って挑むべきである。