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記事No 1156
タイトル 祇園囃子が消えた頃
投稿日 : 2019/03/18(Mon) 22:22:21
投稿者 渚GM
参照先
赤誠組副長、三南敬助。脱走の罪により粛清される。
無断で出撃し後を追った一番隊組長からもたらされたその一報は、組内にかつてない衝撃を走らせた。
独断で冒険者たちを追っ手として派遣し、彼の生存の可能性を僅かにでも上げるために無断出撃すらも黙認したもう一人の副長の賭けは『負け』に終わってしまう。
だが、その事実は組内に衝撃と共に堅い結束を。鉄の掟を生み出す。『脱走すれば幹部でも粛清される』と。
これにより、『自らの命を賭して家族を護る』という三南敬助の覚悟は実を結んだ――はずだった。
赤誠組参謀、伊織甲子太郎。彼をはじめとした複数の隊士が、赤誠組からの離脱を宣言する。曰く『皇帝陛下より御陵守護の任を拝命したこと。それに伴い、長州、薩摩藩の動向を探ること』とし、新たな部隊を『御陵守護隊』と名付けた。
その隊士として名を連ねる者の中に、八番隊組長、工藤平助。三番隊組長、武藤一。十番隊隊士、フィーアの名が刻まれていた。

一方――。
冒険者たちの機転により、表向きは死亡したことになっている元・赤誠組副長は、天城家現当主の庇護の下、算術や剣術を城下の子供たちに指南しながら、平穏な生活を送っていた。
穏やかな笑みを浮かべ日々を送る彼の隣には――忍びとして、一人の女として。彼を支える元遊女の姿があった。

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